学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

文化財めぐり 「戸隠神社太々神楽」

県指定無形民俗文化財(平成27年指定)
所在地/戸隠


神楽は、神社の祭礼で演じられる歌や舞の神事芸能です。

戸隠神社の神楽は、「岩戸開きの舞」など10種類の舞で構成され、江戸時代中期には既に奉納されていたといわれています。1868(明治元)年の神仏分離令により、奉納禁止措置が取られましたが、1880(明治13)年に神楽講が再建され、現在まで伝承されています。歳旦祭(さいたんさい)や月並祭(つきなみさい)などの祭礼で、年間70回を超える太々神楽が演じられています。

本年は、数えで7年に一度の「戸隠神社式年大祭」が行われるため、4月26日(日)から5月26日(火)までの期間中には、中社社殿で太々神楽が奉納されます。
戸隠神社太々神楽(水継の舞)
戸隠神社太々神楽「水継の舞」

※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。



【文化財めぐりをされる方へ】
・ 戸隠神社式年大祭期間中は、太々神楽が毎日奉納されます。詳しくは戸隠神社へお問い合わせください。

文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ

お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013
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 緊急開催!  
 

吉田公民館 考古学講座

よみがえる原始・古代の吉田

 
吉田公民館では現在、「第16回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展」を2階ロビーで3月13日まで開催中です。
このたび、長野市埋蔵文化財センターと共催で今年度の発掘の様子の紹介や、吉田で出土した土器や石器の数々を学芸員の詳しい解説を聞きながら実際に見て、吉田地区の歴史を学習する考古学講座を下記のとおり開催いたします。皆様ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。

 
 
  
吉田公民館 考古学講座 よみがえる原始・古代の吉田


 

月日   3月12日(木)
 
時間   午後2時から3時30分頃
 
場所   吉田公民館 大教室(ノルテながの3階)
 
講師   長野市埋蔵文化財センター学芸員
 
内容   ・吉田の遺跡発掘最前線(スライド上映)
      ・速報展解説
 
参加費  無料
 
チラシのダウンロードはこちらです
 


 
    
◎申込は不要です。参加希望の方は当日会場にお出かけください。

 
お問い合わせ:吉田公民館 電話241-6354

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本日2月13日(金)より長野市立吉田公民館にて、第16回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展
「よみがえる原始・古代の吉田」が始まりました。2014年度に長野市埋蔵文化財センターが実施しました
発掘調査の成果や吉田地区の原始・古代を物語る貴重な資料を展示しています。 
速報展は
入場無料ですので、ご家族・お友達もお誘い合わせの上、ぜひ皆様でお出かけください。
 


第16回長野市埋蔵文化財センター発掘調査速報展(入場無料


 
●テーマ
       「よみがえる原始・古代の吉田」
 
  
●会期と会場    長野市立吉田公民館
              平成27年2月13日(金) ~ 3月13日(金) 
           
              長野市役所 市民ロビー
              平成27年3月17日(火) ~ 4月3日(金)  
 
  
●お問い合わせ  長野市埋蔵文化財センター 
                                     TEL026-284-0004
 
             リーフレットのダウンロードはこちら(4.97 MB)
 
                                   チラシのダウンロードはこちら(4.63 MB)
 
 


 

●展示の様子   

 

 


 

 


展示作業中、市民の方々からたくさん声をかけていただきました!
ありがとうございます!


 

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毎年開催しています、長野市埋蔵文化財センターの発掘調査速報展を
今年も下記のとおり開催いたします。今回は長野市吉田地区での発掘調査について、
最新の成果を紹介する予定です。

 

●テーマ    「よみがえる原始・古代の吉田」
 
●会期と会場 平成27
年2月13日(金)~3月13日(金) 長野市立吉田公民館
                      平成27年3月17日(火)~4月3日(金)  長野市役所市民ロビー
 
         入場無料です!!
 
現在は展示品の選別や解説パネルの作製など準備の真っ最中です!
速報展お楽しみに♪

 

▼チラシとリーフレットが刷り上りました!

▼展示の配置を確認中です!

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文化財めぐり 「金鵄会館」

国登録有形文化財(平成15年登録)
所在地/上松


金鵄会館(きんしかいかん)は、1939(昭和14)年に旧制長野中学校校舎として建てられました。

木造2階建てで、教室には連続窓風の横長窓が付き、中央には望楼を模した塔屋があります。玄関の壁面はタイル貼りで、屋根は赤茶色の洋瓦のため、全体的に洋風に見えますが、中央部の宝形屋根や、軒下付近に反りが付いているところなど、和風の趣も感じられます。

長い間、県立長野高等学校南校舎として使用されましたが、1999(平成11)年の校舎改築に伴い、同窓会館として保存され、現在は研修室や学習室などに利用されています。

なお、「金鵄」とは、金色のトビのことで、同校の校章に使われています。
金鵄会館
金鵄会館 玄関

※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。



【文化財めぐりをされる方へ】
・ 金鵄会館は長野高等学校の校内にあります。ご見学についてはあらかじめ同校にお問い合わせください。

文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ

お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013
 
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松代のご当地キャラクター・六モンキーが、真田宝物館にやってきます。
このほか、旧横田家住宅の庭で採れた綿を使った、干支のひつじのマスコット作りもあります。
ぜひご家族でご来館ください。お待ちしています。
 

 
2015年1月17日(土)
 
 
●六モンキー登場時間
 10:00~10:30
 11:00~11:30
 13:30~14:00
 14:30~15:00
 
●ひつじのマスコット作り
 10:00~12:00 
 13:00~15:00
 
 
申し込み不要、小中学生は当日は入館無料です。
 
 
【六モンキー】
六モンキー

 
お問合せは真田宝物館(TEL 026-278-2801)まで。


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文化財めぐり 「安養寺境内出土遺物群」

市指定有形文化財(平成22年指定)
所在地/信州新町


1935(昭和10)年、工事中に、安養寺(あんようじ)境内の南斜面下から、宝篋印塔(ほうきょういんとう)・五輪塔・経石(きょうせき)が多数出土しました。

宝篋印塔は、内部に宝篋印陀羅尼経(だらにきょう)を納めた供養塔で、1388(嘉慶2)年の銘があることから、室町時代に造立されたことが分かります。

経石は、石に墨で経文を書き付けたもので、この地に経塚があったと推定できます。

安養寺の東方に香坂氏居館の伝承地があることから、これらの出土品は、一族にゆかりのあるものと考えられており、寺の境内にある香坂霊廟(れいびょう)内に保管されています。
安養寺境内出土遺物群
安養寺境内から出土した経石・五輪塔など

※ 文化財めぐりは『広報ながの』にも毎号掲載されています。



【文化財めぐりをされる方へ】
・ 安養寺までは公共交通機関をご利用ください。
・ 最寄のバス停「新町美術館前」からは徒歩で5分程度かかります。
・ バスの運行情報はバス会社ホームページからご確認ください。

文化財の位置やより詳しい情報はコチラをご覧ください。 >>> 詳細ページ

お問い合わせ  長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013
 
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12月18日は全国的に大雪となり、大室古墳群内もまるでスキー場のような一面の銀世界になりました。そんな中、史跡内の梅畑で梅の木の剪定作業を行いました。雪に足を取られながらの作業はとても大変でしたが、予定していた作業はすべて終えることができました。来年も立派な梅が収穫できるといいですね。

 

雪に覆われた古墳

▲雪をかきわけて作業場まで向かいました。

▲雪をかぶった古墳はまるで大きなかまくらのようです。

作業風景 剪定された枝

▲作業風景。剪定した枝を集めて…

▲一箇所にまとめました。

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 長野市周辺では、1月15日前後になると、ドンド焼きと呼ばれる火祭りをする風景を各地で見ることができ、野沢の火祭りなど、有名な祭りが行われます。この1月15日を中心とした時期は「小正月」と呼ばれます。様々な行事が行われ、道祖神の人形や、モノツクリ(ミニチュアの道具、花など)が作られてきました。当館では、そのような小正月に関する資料の調査・収集をし、約400点におよぶコレクションを形成してきました。ここでは、当館の資料と県内の小正月にまつわるコレクションをみることで、資料収集の背景を考えたいと思います。
 重要民俗文化財の木像道祖神や、現在野沢温泉ではあまりみられない木の皮が残った道祖神人形なども展示します。

 

 
 
期 間
   平成27年1月10日()~2月15日(
 
会 場  長野市立博物館 特別展示室
 
入館料  常設展示室と共通
         大人300円、高校生150円、
         小中学生100円
(土曜日は小中学生無料)
 
 
<関連イベント>
 ○子ども体験のひろば
  1月12日(月・祝) 小正月のオンベをつくろう

 
お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで

ドウロクジン 道祖神
モノヅクリ モノツクリ



  

同時開催予定!企画展「私のたからもの展」
  

 自分の生きた時代の思いでの品・宝物、自身の作品・絵画・書・写真・手芸などを展示し、展示品の思いを通して出品者と来館者との交流をはかり、伴せて友の会、同好会の活動を紹介します。
 
期間     平成27年1月15日(木)~2月15日(
 

会場     長野市立博物館 特別展示室
  
募集     「私のたからもの展」の出展品を募集します。
  
内容     思い出の品・お宝、自身の作品の絵画・書・写真・手芸など種類は問いませんが、
        展示に不適切なものは除きます。出品料は無料です。 
  
申込期限
  12月15日(月)まで
  
搬入日    平成27年1月13日(火)
  
応募用紙  ダウンロードはこちら

 

お問合せは、長野市立博物館(Tel 026-284-9011)まで

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休館期間 平成26年12月1日(月)~平成27年3月31日(火)

次の開館は平成27年4月1日(水)からとなります。
平成27年度の開館日については、文化財課ホームページをご覧ください。
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