学芸員のちょこっと一言 ながの文化財ブログ

毎年開催しています、長野市埋蔵文化財センターの発掘調査速報展。今年も下記のとおり開催いたします。現在整理作業中の長野女子高校校庭遺跡の成果を中心に、選りすぐりの出土品を展示する予定です。
 
★ テーマ  掘った!見つけた!原始・古代の三輪
      ~長野女子高校庭遺跡の発掘調査から~
★ 会期と会場
   平成25年2月25日(月)~3月15日(金) 三輪公民館(1階談話室)
   平成25年3月18日(月)~4月5日(金) 長野市役所(第1庁舎2階ロビー)
★ 土・日・祝日はお休み、朝8時半から夕方5時まで、入場無料
 
 それから今年は発掘調査のようすをご紹介する報告会も予定しています。スライド写真の上映で発掘作業のようすをご覧いただき、調査成果の一部についてわかりやすく解説いたします。
 
★ 平成25年3月3日(日)午後2時~ 三輪公民館(3階大ホール) 入場無料
 
 
 
 今は、展示品の選別や解説パネルの原稿や、ポスターやリーフレットの印刷など、準備の真っ最中です。お楽しみに…♪
 
▼長野女子高校校庭遺跡の発掘調査から
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文化財ボランティア講習会

 

 演題「文化財でのおもてなし」


 講師:峯岸悦子さん(ホスピタリティコーディネーター)

  とき:平成25年2月23日(土) 午後1時30分~午後3時00分
 会場:松代公民館(長野市松代町松代4-3) 講義室1
 申込み不要、聴講無料

 お問い合わせ:真田宝物館 TEL026-278-2801

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2013/1/15 15:10大雪です。。

今年最初の3連休、13日は春を思わせるほど暖かかったのですが、翌14日の朝には一面の雪景色。15日火曜日の朝、長野市埋蔵文化財センターまわりも職員みんなで雪かきをして汗を流しました。


長野県は「雪国」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は最近の長野市はあまり雪が積もりません。特に当センターがあります八幡原史跡公園は長野市南部にあり、降っても2~3日で解けてしまうことが多く、田んぼや畑、建物の裏等に残る程度です。


公園でも25センチくらい積もりましたが、これほど降ったのは久しぶりです。


 


八幡原史跡公園の雪景色

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2013年(平成25年)の年頭にあたり、本サイトをご覧いただきました皆さまに、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

昨年6月に本格稼動いたしました本サイトですが、さらに楽しく、ためになる、そして利用しやすいサイトを目指して、順次データの入力や更新を行っております。

職員一同がんばって整備してまいりますので、これまで以上にご愛顧いただければ幸いです。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

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今年度から、安茂里老人福祉センター主催の生きがいづくり講座の一つとして、長野市埋蔵文化財センター出前講座「ながの発掘最前線!」を開催しています。4月から月1回のペースで開講している9回連続の講座で、12月14日(金)に最後の講座となる第9回「門前町と城下町のにぎわい~善光寺と松代」を実施しました。
今回の講師は田中暁穂専門員です。
 
「門前町と城下町のにぎわい」ということで、発掘調査で明らかになった善光寺門前の姿、松代城下町の姿をスライドを交えて丁寧に説明をさせていただきました。
 
 

また発掘調査で出土した中・近世の瓦、カワラケ、陶磁器等を手にとって間近でじっくりと観察していただきました。
 
 
 
 
最後に安茂里老人福祉センターによります閉講式が行われ、4名の方に皆勤賞が授与されました。
 
 
 
 
春から始まりました、生きがいづくり講座「ながの発掘最前線!」ですが、
参加者の皆様には熱心に受講していただき、ありがとうございました。
 
また、安茂里老人福祉センター佐藤所長はじめスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました。

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平成24年12月9日の日曜日、芋井公民館にて開催されました芋井文化芸能祭にあわせて、芋井郷土資料室がリニューアルオープンいたしました。ここには、長野市内でもめずらしい旧石器時代の石刃をはじめ、縄文時代の矢じりや石斧、縄文土器や弥生土器、平安時代の須恵器など、総数470点のうち103点が展示されており、芋井地区における原始・古代の人びとの暮らしぶりを学ぶことができます。
 
▼ご見学のようす
 
▼考古資料の展示
 
 
芋井郷土資料室は以前から公民館内に併設されていたのですが、これまでに収蔵していた多くの民俗資料や考古資料などに加え、その後地元芋井地区から集められた採集品や民具などもあり、まさに足の踏み場もないほどでした。
こうした状況を憂えた芋井郷土資料室委員会の大日方さんと公民館の小林館長の熱意によって、資料室のリニューアル作業が始まりました。ご依頼をいただきました埋蔵文化財センターでは、考古資料の整理方法と展示作業についてアドバイスをさせていただきました。実際の作業にあたっては、資料室委員会の皆様や公民館の職員に大変ご協力いただき、文化芸能祭に間に合わせることができました。
 
▼整理作業のようす
 
 
みなさまもぜひ芋井公民館に足をお運びになり、原始・古代のロマンに触れてみてくださいね ♪
 
 ★長野市立芋井公民館★
 
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平成24年11月29日木曜日、安茂里老人福祉センターが主催する長野市安茂里(平柴)地区に残る古墳を巡る「安茂里の古墳めぐり散歩」が開催されました。
この日は天気にもめぐまれ、31名の参加者の皆さんと元気に歩いて古墳を巡ることができました。

 

準備体操の写真 
まずはみんなで準備体操です。
怪我をしないようにしっかりストレッチをしてから古墳めぐりへ出発です!

  

三合塚古墳【さんごうづかこふん】
三合塚古墳の写真 

  

きょう塚古墳【きょうづかこふん】
  

 

弥勒寺古墳【みろくじこふん】

 

王塚古墳【おうづかこふん】
 

 

今回は外から古墳を見学するだけでなく、横穴式石室の内部に入って見学していただきました。皆さんカメラで古墳を撮影したり、それぞれの古墳の説明を熱心に聞いていらっしゃいました。

 

 


安茂里の古墳を巡る約5キロのコースでしたが、怪我もなく無事に最後まで歩くことができました。参加者の皆さん、安茂里老人福祉センターのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

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平成24年11月11日日曜日、飯綱高原大座法師池の駐車場入口で、上ケ屋遺跡を解説する看板の除幕式が盛大にとりおこなわれました。この看板は、地元有志の熱心な要望により、長野りんどうライオンズクラブ様からのご寄付によって設立されたものです。
上ケ屋遺跡は、長野県の考古学研究者森嶋 稔さんによって昭和35年(1960)5月に発見された、今からおよそ2万年前の旧石器時代の遺跡です。
 昭和36年(1961)と昭和47年(1972)に発掘調査が行われ、その後平成6年(1994)にも長野市誌編さん事業にともなう発掘調査が実施され、出土遺物は長野市立博物館で展示されています。長野市内では最も古い時代に属する遺跡の発掘調査例であり、学術的価値の高い遺跡として有名です。
飯綱高原ビジターセンターの「オトナリハウス」内には、上ケ屋遺跡に関連する説明パネル3枚も掲示されていますので、飯綱高原ご訪問の際にはぜひご覧ください。

 

  

上ケ屋遺跡解説看板除幕式のようす
  ▲ 除幕式のようす
 
上ケ屋遺跡の解説看板
  ▲ 上ケ屋遺跡の解説看板
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松代町松代にある真田邸(新御殿跡)と旧松代藩鐘楼にて、特別公開を行いました!

真田邸はふだん見られない2階や台所棟を、
初公開!
鐘楼も修理が終わってから、同じく初めての公開となりました。

当日は天気にも恵まれ、延べ2,500人を超える方が来場されました。 

 

当日お配りしたもの

 真田邸かわらばん   

 鐘楼資料  

 

真田邸のお庭から建物の正面を見た様子 

真田邸2階の様子 

真田邸、色づき始めたお庭からの様子です。

普段は公開をしていない2階の様子です。文化財ボランティアの方の説明を熱心にきいておられました。

夕日に照らされた鐘楼。遠くアルプスは雪化粧をしていました。
3階の様子です。
来場された方は、鐘や古い柱をじかに見て触れて歴史を感じていかれました。

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熊にご注意ください!

 

平成24年10月31日に、遺構復元整備ゾーン ムジナゴーロ周遊園路内の樹木で、熊によるとみられる爪痕が確認されました。史跡内に熊が出没していますので、ムジナゴーロ周遊園路など山の中に入って古墳を見学する場合、熊鈴やラジオ等の音の出るものを携行するなどの熊よけ対策をお願いします。

 

また、古墳館周辺付近まで熊が降りてくる可能性があります。エントランスゾーンの古墳見学におきましても、充分ご注意くださいますよう、お願いします。

 

熊の爪あと

熊によるとみられる爪跡

 

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